好酸球性副鼻腔炎になった

副鼻腔炎と付き合っています。治療の記録とかします。

術後記録:鼻の手術を受けて3週間経った

鼻の手術を受けて、今日でちょうど3週間だ。

「やっぱり好酸球副鼻腔炎です」と診断確定されてちょうど1週間。
なんか今日においメッチャわかる!!!!と思ったらもう3週間か!

ということで3週間分記録しておく。

 

手術から1週間後


手術を受けてちょうど1週間経った6月3日の朝に退院した。
術後の経過は良好らしい。先生方ありがとうございます。
看護師の皆様、職員の皆様たいへんお世話になりました。

1週間ぶりの外の空気……
(入院と手術に関しては後日、闘鼻記で書きます)

においはまだわからない。
私の嗅覚を妨げていたポリープは除去されたが、私の鼻の中はまだズタズタだ。

鼻に触ったり、笑ったりするとちょっと痛い。
鼻をかむと赤いし、口から赤い粘液(鼻水?)が出てくる。

1日2回することになった鼻洗浄は、全然痛くなくて安心した。

何より、人生で最も鼻が通っていて嬉しすぎる。

それまでは手術について怖くてあまり詳しいことを聞けなかったけれど、急にどんな手術だったのか興味が出てきた。

 

手術から2週間後


鼻に触ったり、笑ったりするとまだ痛い。というか皮が突っ張る感じがする。
でもこのころには、少しにおいがわかるようになっていた。

この家のリビングって、こういうにおいだったのか。初めて知った。

そして退院以来初めての診察。

「左ちょっと詰まってるから取りますね」

え!?なにが!?と思っている間に、グ、スポンと赤い塊が抜かれた。
完全に詰まってはいなかったけれど、急に鼻の通りがよくなった。
あの正体が何なのか聞いておけばよかった……怖くて聞けなかった。

内視鏡で中の様子を確認しましょう。」

内視鏡は痛くないし大丈夫。
やはり鼻の中はまだズタズタで、出血の跡?やポリープの名残?や謎の物質(こわい)が確認できた。

そして内視鏡を抜くと

「鼻の中きれいにしましょう。麻酔ちょっと使って処置していきますね。」

んん!?痛いの!?イヤダー!とは言えない。
薬(たぶん麻酔)を塗った長い綿棒を左右順番に突っ込まれて、いざ吸引。
そして内視鏡にグリスを塗り始める先生。
まさか……

そのまさか、内視鏡を挿入して、そのまま器具が入ってくる。
そ、そんなに入らないよぉ!?とは言えない。
ていうか普通に入る。そして普通に、ちょっと痛い。

「つらかったら言ってくださいね~。」

つらそうな顔をしていたらしい。実際すでにちょっとつらいが

「ふぁあい(鼻に管入れられてるからうまくしゃべれない)」

と言ってしまった。大人なので……。
人生で指折りのつらさだった、手術5日後に鼻の詰め物を抜いたときの記憶を呼び起こしたら大丈夫だった。
(詳しくは後日、闘鼻記で書きます……本当につらかった)

 

やっぱり好酸球副鼻腔炎です


手術で除去したポリープを検査してもらっていた。

「やっぱり好酸球副鼻腔炎です」

手術前に診察のたびに「典型的な症状」「可能性が高い」と言われていたから、ああやっぱりそうなんだ、という感じだった。
好酸球副鼻腔炎は、再発する可能性が高い。

「今後も注意して診ていく必要があるかもしれません。月末にもう一度来てください。何かわからないことはありますか?」
「あの……手術前は怖くて詳しく聞けなかったのですが、手術はどんな感じで進んだんですか?」

先生が、「ちょっとグロい写真ですけど……」と手術直後を写した鼻の奥の写真を見せてくださった。
内視鏡手術だったため、内視鏡の先端についているハサミみたいなやつ?でポリープを切っては出し、切っては出し、という感じだったそうだ。
どこがどの穴で、ポリープがどう塞いでいたか、といったことも説明していただいた。

「けっこう大変な作業ですね」
「そうなんですよ(笑)」

感謝……

 

手術から3週間後


まだ押したり変顔したり思い切り笑ったりすると突っ張る。
でも、においはかなりわかるようになった。
頻度も感度もだいぶ普通になったと思う(久しぶりだから確信が持てない)。

よく食べる冷凍餃子を袋から出しただけで、強いにおいがして驚いた。
餃子って本当はこういうにおいだったなそういえば!という感じ。

キッチンシンクのいや~なにおいも思い出した。

いろんなものから、いろんなにおいがする。

 

においがわかるっていいな。